特設自立活動では、上記の視点にたって運動機能と感覚・知覚・認知発達の両面を大切にし、以下のような点をねらいとして指導を行っています。

 ○呼吸のしやすさや、緊張がゆるんだ感覚を学習する。   
 ○過ごしやすい姿勢を実感し、楽に動く経験を増やす。   
 ○外部からの働きかけをしっかり受けとめ、気持ちを外に向ける。  
 ○見る、聞く、触れる力を豊かにする。
 ○動作や声で気持ちを表現する。


自立活動部

特設自立活動の指導体制について

 現在、自立活動部の専任スタッフは、OT ・ PTの資格を有する外部専門家を含め、自立活動専任教員で構成されています。
 実際の自立活動では、学年担任と連携を図りながら,、全校の児童生徒を対象に個別指導計画を作成し、小学部 ・中学部では週2時間、高等部では週1〜2時間の個別に指導を行っています。

 また、日々の特設授業、学年・学習グループとの担当者会 ・ ケース会 ・ 評価会等を通じて特設自立活動の内容が学年やグループでの日々の指導に生かされるようにしています。

特設「自立活動」の時間とは...

 特設「自立活動」の時間の指導は、肢体不自由特別支援学校の教育課程の中で、「各教科」、「道徳」、「特別活動」に並ぶ教育内容(領域)の一つです。

 自立活動は、子どもたちが、障害に基づく種々の困難を主体的に改善・克服して自らの可能性を最大限伸ばし、将来、社会的に自立し、社会参加できるよう、その基盤となる力を培っていくことを支援していく時間として位置づけられています。

 本校では、学年・学習グループの時間と、特設時間(特設自立活動)に自立活動の指導を行っています。

授業風景

特設自立活動・個別指導計画について

 特設自立活動では、自立活動担当教員とグループ担当教員が連携を取りながら一人ひとりの児童生徒に個別指導計画を作成し指導を行っています。また、効果的な指導を行うために関係する部署との連携を大切にしています。

 個別指導計画の作成及び指導にあたっては、児童生徒の障害が重度・重複化、多様化してきていることから

  @健康の保持   A心理的な安定   B人間関係の形成
  C環境の把握   D身体の動き    Eコミュニケーション

  @〜Eの内容から必要とされる項目を選定し、それらを相互に関連づけ、主として運動・動作の向上を目標としながら全人的な発達を図ることができるように配慮しています。

授業風景

特設自立活動のねらい

 本校では、以下の3つの視点を重要な柱として掲げてきました。

 [生活作り縦の視点]・・・将来を見通して必要な機能の向上・保持を促し、変形・拘縮等の二次障害へ対                応する。
 [生活作り横の視点]・・・生活場面での課題を保護者と共有し、QOLを高めるような目標を設定し働きか                ける。
 [社会参加の視点]・・・・社会参加に向けて、ADL能力や移動能力を高め、維持するよう働きかける。
 

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2013.8.27.

関係部署との連携について

○保護者との連携  ・・・・・・ 授業参観、相談、評価等
   年に1回授業参観を行っています。保護者の希望があれば、随時、参観や相談に応じています。

○学年・グループとの連携 ・・・・・ 担当者会、ケース会、評価会等
   年度初めの指導計画作成のための担当者会、各学期の評価会、学部の必要に応じて随時ケース会を
  行っています。

○整形医との連携 ・・・・・・ 整形診察、研修会等
   都立北療育医療センターの整形外科の医師2名が来校し、児童生徒の診察と相談・指導を行っています。
  整形診察では、保護者・担任・保健室・自立活動部スタッフが同席し、今後の指導に向け確認する場としています。
   また、年に1回整形外科の医師を講師・助言者に迎え、自立活動教員と担任の専門研修を行っています。

○外部専門家との連携 ・・・・・ 都立の肢体不自由特別支援学校では、数年前から外部専門家(PT・OT)の
  導入がされています。本校は、特設自立活動の指導に複数の外部専門家が入り、自立活動専任教員とともに
  児童・生徒の障害の実態に応じた指導を行っています。

○地域との連携 ・・・・・・・ 他校種学校等からの要請があれば、相談・助言等を行うことがあります。
 

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